水谷豊監督作品だって。
タイトルでなんとなくもうわかるよね。
加害者と被害者双方の視点から描くドラマなんだろうということ。
結果から言うとやっぱり厳しかった。
懺悔のドラマで終わるかと思いきや、ミステリー要素ありの、ドンデン返しありの。
だから凄く中途半端な出来になってしまっている。
個人的に水谷豊って「相棒」のイメージが強いけどまさに今回もその延長戦みたいななんちゃって探偵ごっこ。
よくもあれだけの手がかりで犯人の家まで行って、挙げ句の果てに不法侵入とは。一線超えてて全然リアリティがない。
水谷豊や岸辺一徳以外は無名の俳優の劇団みたいなノリ。被害者の女友達の泣き方下手くそ過ぎるし俳優陣に大根が多い。
それに被害者もSNSのこの時代に手書きで日記書くかね?とかツッコミ出したらキリがない。
犯人もステレオタイプな狂ったやつだけど、別に意外性はないし中途半端。
あと犯人捕まったあともやたらとテンポが悪くてしんどかった。あんなに被害者の写真のシーンいらんでしょ。演出があざとい。
唯一褒めるとしたら「捕まった方が楽」っていうくらい主人公が追い詰められる表現はリアルでした。
申し訳ないが、細い道ではスピード出すのはやめましょうという教訓以外何もない映画だった。
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