【映画】フライト「緊張と緩和がうまい良作だけどタイトルはどうなの? 」

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タイトルはいかがなものか?

以下、ネタバレ注意

のっけから墜落シーンが凄いです。

全く目が離せません。

主人公のデンゼルワシントンは飛行機の操縦士。

そんなデンゼルワシントンの操縦する飛行機が乱気流に逢い飛行機は急降下。絶対絶命のピンチのところ彼の操縦で死亡者は出たものの100名以上の命は助かります。

この件でデンゼルワシントンは一躍ヒーローとして扱われるんですが話はここからでアルコールとコカインをフライト直前にやってた事が問題となり一気に容疑者となってしまうという話です。

予告を見る限り、無罪なんだけど罪をきせられるみたいな作りだったんですけど結果、コイツめちゃくちゃ黒じゃないですか。

この映画って「クライムサスペンス」みたいな感じで宣伝されてましたけど実は「アルコール依存症」の話です。

宣伝する人たちはこの映画をちゃんと観たんですかね?
監督は意図と違うけどお客さんが観にきてくれたらいいや的な感じでしょうか。
だから思ってたのと違うって人結構いるみたいですね。
でもこの映画自体はかなりの出来だと思います。

デンゼルワシントンは演技がうまいですね。
どうしようもないアル中で飲むと気性が荒くなり危ない奴になるんです。

でも全然酒をやめられない。
ホントにどうしょうもない奴だしダラダラ続くんですけど何故か観てしまう。

フライト中の事故は彼の責任ではなくむしろ大勢の命を救ったのにも関わらず、フライト前の大量の酒とコカインのせいで殺人罪に問われてしまう。

さて、彼はどうなるでしょうか?

といった内容です。

勘のいい方ならわかるでしょ?

あの『フォレスト・ガンプ』を撮ったロバートゼメキス監督が「飲酒運転を肯定する様な作り」にするわけがない。

見所はラストです。
ホントにあのデンゼルワシントンの演技の間にドキドキさせられました。
映画観ていて久々の感覚だったかな。
展開も地味ながらも演技でみせてくれた感じです。

観終わってデンゼルワシントンに心の中で拍手を送りました。

ただし終始、酒の話だったんで「フライト」ってタイトルは少し違う気がしました。

「アル中フライト」に変えたほうがいいですね。

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