【代々木上原】艪 (かい)「圧倒的ボリュームの凝ったつまみに豪快な握り!地元民以外からも愛される理由!」

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寿司(鮨)

本日は代々木上原の「艪」へ。

読み方は「かい」です。

場所は代々木上原駅から徒歩2分ほど。

店は今年で8年目を迎える。

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最初に言うとこの店、かなりの量が出てきます。覚悟してください。

おまけに値段が安い。

コースはつまみと握りが交互に出てくる構成。

大将は一見強面だけどかなりお話好き。

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そしてとにかく明るい。

店内は常に笑い声が絶えない(大将の)。

いい意味でラフな空気感漂う大将の趣味はDJだそうだ。鮨DJです。

カウンター鮨に慣れてない人でも楽しく過ごせること間違いない。

以下、いただいた料理。


 

ロマネスコのすり流し
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世界一美しい西洋野菜。

野菜本来の甘みがスッと胃に馴染む。

コースの最初に毎回野菜のすり流しを持ってくるようだ。

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肉厚。むっちりとした肉感を堪能。

里芋と栗の焼き浸し
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季節感じる一品料理。

ホクホクでそれぞれの持つ甘味がまた滋味豊か。

平目
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握り一貫目は大ぶりな切りつけが印象的な平目から。

しっとりと舌に馴染み、味わいは控えめでいて後半から徐々に香りの主張。

シャリはほぐれ良く、どのネタにも合うもの。

アサリのコロッケ

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コロッケと言ってもパサつきはなくトロッとして上品な仕上がり。

きめ細やかな衣と揚げ方は流石。

単純に肴としてレベルが高い。

新烏賊

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上のは墨塩。

ニュッとした舌触り良くきめ細やかな烏賊の質感がシャリと溶け合う感覚を楽しむ。

新烏賊のゲソ

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鰆のかぶら蒸し

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ふわりとソフトな食感、蕪の甘みと出汁の旨味が身体に染み込んでいく。はぁ、美味い。

春子鯛

鹿児島出水。昆布〆。

あまりに大きいので半分にカット。

しっとりとしてトロける身質。

小肌

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唐津。

ノドグロ 蒸し焼き

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口内に溢れ出るノドグロ汁。

定番だけどノドグロはやっぱり焼きですね。

北寄貝

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これだけ切りつけ大きいとサクサクの食感が爽快。

みずみずしく、炙りの香ばしい香りから磯の香り、北寄貝本来の持つ甘みと味わいが移ろいゆく。


 

赤身の漬け

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戸井。酸は控えめに。

牡丹海老
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ねっとりと舌の上でトロけ、旨味と強い甘みがシャリと混ざり合う。

非常に官能的で興奮してきたわ。

生いくらの茶碗蒸し

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シンプルで王道だけどしっくりきます。

中トロ

戸井。こちらは一週間ほど。

脂のケバさはなく落ち着いてはいるが香りはある。


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これまたサイズ大きめの大胆なカット。

滑らかでプリッとした身質に薬味と脂で香りとコクが一気に広がる。

牡蠣のオイル漬け
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仙鳳趾。上には墨塩。

太白胡麻油で過度な胡麻油の香りは抑えられている。

牡丹海老の頭
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パリパリっと咀嚼した瞬間の香りの開き方が尋常じゃない。

うん、それに尽きる。

カワハギの肝和え

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カワハギの肝和えはつまみでは定番だが握りにしてしまった実験的で大胆な一貫。

細かくしたカワハギに肝が絡み、コクとリッチな味わい。

シャリの酸とネギが絶妙なバランス。

毛蟹バフンウニ
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みたまんま。これに関してはシャリのサイズ感も大きい。

北寄貝のヒモ
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茹で蛸
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柔らか煮の様にボイルしただけなのに柔らかい。

大トロ
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同じ母体。

車海老
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全てがデカイ。映える。

そして仕事に手抜きなし。香り、甘み抜群。

雲丹
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穴子
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対馬。

焼き白子ご飯のスッポン餡掛け
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タラの白子、トリュフの香り。

玉子焼き
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これだけ飲んで食べて一人21,000円とは凄すぎる。

大将はネタの産地や詳しい説明はほとんどしないのでこちらも深く聞くことはしない。

産地で何か変わるわけでもなかろう、美味けりゃいいじゃん。

切りつけは大きく酒飲みながらだとかなり腹にずっしりくる。

少食の人は覚悟しないと途中でギブアップすることになりそうだ。

このボリューム、この値段に加え大将の明るい客あしらいはなかなか他にお目にかかれない。地元民だけでなく少し離れてもわざわざ来たくなる。そんなお店でした。

ごちそうさまでした!

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