【新宿三丁目】焼鳥 みかど: 大ぶりな鶏肉に巧みな火入れ!ソムリエによるワインと共に頂く至福なひと時!

スポンサーリンク

本日は今年3月にオープンしたばかりの「焼鳥   みかど」へ。

場所は新宿三丁目とやや意外なところ。

馴染みある通りをプラプラ歩いてると看板を発見。店は雑居ビルの9階に位置する。

エレベーターを降りるといきなり店員さんの挨拶。不意をつかれ少しドキッと。

店内はカウンター、テーブル、個室が二つ。

大将は有名な焼鳥店、フレンチ店にいたこともあり一品料理にはフレンチの要素を加える。

本来ならそう言った一品料理も堪能できる9,900円のコースにすべきなんだろうけど焼鳥屋なので「焼鳥おまかせコース 6,600円」にした。

基本的に扱うのは宮崎県の黒岩土鶏。

以下、いただいた料理。


 

前菜

低温調理した蒸し鶏の上には芽キャベツを。

横はツルムラサキの花にパン粉を炒めたソースを添えて。

しっとりとしてむっちり艶やかな蒸し鶏の食感は快感。

 

自家製ピクルス

ポリポリっと口直しにサッパリと。

鬼おろしは出汁醤油をかけて。

 

ハツモト

一串目は割と大ぶりなサイズのハツモト。

外はパリッと、中はプリッとかなり柔らかく、炭の香りをまとい、じんわりと脂滲み出る。

一口食べただけで食感、香り、脂と様々な顔をみせてくれる。

 

ズッキーニ

衝撃的に熱い。ジューシーでみずみずしいズッキーニは脂切りと目覚ましの役割。

 

ササミ

フワッとソフト、中はレアでかなり繊細な食感。ピリッと生の黒胡椒がアクセント。

 

ちょうちん

これはそのまま一口でいただく。

プチン!っと口の中で卵が破裂しそのまま溢れ出る黄身が肉に絡みつく。

リッチな卵の余韻で肉をいただく。

 

スープドプーレ

鶏ガラを8時間以上煮込んだ白湯スープ。

トロンとクリーミーで円やか。

塩味は限りなくなくし、綺麗な鶏の旨味とコクを引き立たせたシンプルで潔い一品。


 

レバー

フワッと軽く、中はレアっぽくトロりと溶け出す様な感覚。

大将曰くレバーは難しいみたいです。

 

つくね

外側はわりとしっかり目に火が通っている。

軟骨、玉葱、とそれぞれの味わいや食感を楽しむ贅沢さ。何を入れるか、どんな配合にするか、つくねこそ最も店の個性が出ると思います。

 

もも

パリッと焼き加減絶妙な皮。

グッと力強い男性的な食感の肉質。

ジュワリと滲む肉汁に炭の香りが鼻を通り、なんとも言えない旨味の余韻。

大ぶりなので食べ応えあります。

 

鶏皮ポン酢

プリプリの鶏皮をポン酢のジュレでサッパリと。

 

白鮑

ムッチリと肉厚な鮑にかぶりつく。

炭香を感じながら滲む鮑汁。

ちゃんと水分を保持した火入れ。

癖がなく後味もいい。

 

砂肝

サクッ、コリッと食感の変化球。

味わいもサッパリと。

 

セセリ

自家製辣油に八角の香りをつけた甘いソースの変わり種。毎回出してるわけではなくお客さんの飲んでるものに合わせてアレンジ加えたりしてるそうです。
これ、ドンピシャ。

 

日本一こだわり卵の卵かけご飯

先にご飯に出汁醤油をたらし、その後混ぜた卵を上からかける。〆として十分な卵の濃ゆい味わい。

 

オレンジゼリー

柑橘類ふんだんに使用した爽やかなゼリーでコースを〆る。

 

お会計は約11,800円。

焼鳥は王道で勝負。

大将曰く「うちの焼鳥は鶏のステーキを食べるみたいに大きく口を開けて食べてもらえるイメージで焼いています。小さいと印象に残らないので。」

この言葉の通り串はどれも食べ応えがあるものばかり。

コースの間に挟まれるフレンチを彷彿する一品料理もいいが、やはり正統派な串の旨さに限る。

今なら予約も比較的取りやすいのかな?

焼鳥のコースは価格も6,600円とかなり良心的。新宿に新たにできた注目の焼鳥専門店

ごちそうさまでした!

コメント