今年初めての「鮨 あい澤」へ。
場所は渋谷駅/神泉駅よりそれぞれ徒歩10分。
洗練され、かつシンプルながらもしっかりと仕事がされ、さりげないアクセントの利かし方が秀逸なつまみ。こういうのまさに好み。
いきなり大トロからスタートする握りはその後も大トロに負けないそれ以上のクオリティが続く。
車海老を切り返し地点とし、ラストにはまさかの甘鯛でコースを〆る。
本日のMVPは真鯛、金目鯛、甘鯛とやはり鯛系が抜群に強い。
鮨職人や卸のなかでは脂を求める人がいたり柔らかさを求める人がいたりするが、こちらでは圧倒的な香りを求めた鮨屋である。
硬シャリを咀嚼することで存分に【香り】を楽しめるこの上ない店である。
以下、いただいた料理。
牡蠣
味醂、醤油で柔らかな味付け。
牡蠣大きいです。
燻製は強すぎず少しだけ香る程度に。
鰆の藁焼き
子持ち槍烏賊の煮詰め
蛤のお吸い物
蛤から出た出汁は品のある甘味。
大トロ
脂が落ちてくる時期だけどまだまだしっかりと。
中トロ
血合いぎし。シャリの酸との調和も見事。
この上なく香り決まってます。
小肌
車海老
帆立
黒七味がいいアクセント。
金目鯛
トロンと滑らか、香りと甘味のWコンボ。
赤貝
閖上の爆発的な香り。
閂
鰯
甘鯛
ラストに相応しい余韻の長さ。この甘鯛で終わってくれて嬉しい。
玉子焼き
多分また前回から変わった。
もはや鮨屋の玉子焼きじゃない完成度。
今日も最高でした。
ごちそうさまでした。
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