【広尾】薫 HIROO「緻密で、時に潔く、美しく非の打ち所がない至極のコース」

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イノベーティブフュージョン

本日はあの「長谷川稔」へ。

…じゃなく、その長谷川氏から認められた次廣哲司シェフのお店「薫 HIROO」へ。

2022年4月から「長谷川稔」は週2の営業となり残りの週5が「薫 HIROO」となる。

なので場所は「長谷川稔」と同じ場所で二毛作的な感じとなる。

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場所は広尾駅一番出口より徒歩3分。

席は6名のみで本日は4名で訪問。

一階の4名席はほぼ個室。

目の前のガラス越しにシェフが料理をしている姿が映る。

つまり我々の為だけに用意された超贅沢空間。

テーブルには親切にスマホ置きも。

料理はイタリアン、フレンチ、和食の融合で枠にとらわれないイノベーティブフュージョン。

長谷川稔氏の料理を食べたことがないので何とも言えないが、一皿一皿全てが主役級。

一品目の松阪豚で速攻ハートを掴まれ、肉厚鮑を乗せた餡掛け土鍋ご飯のシンプルさ、そして蝦夷鹿、白子の冷製パスタでヤラれました。調理された真鱈の白子の旨味の余韻は虎河豚にも匹敵する。

香り良きアカザエビのあとの極め付けは米沢牛のカツである。完璧を絵に描いたような揚げ加減と火入れ。これだけ綺麗に揚がるものなのか。

肉3品も出てきてちゃんと前回のクオリティを超えてくるのが凄い。「全部旨い」の中にもちゃんと潔さと手の込んだものコースとしての緩急がある。

間違いなく再訪する店。

以下、いただいた料理。


 

松阪豚、牡蠣

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厳選した最高品質の豚を親とした三元豚の松阪豚の完璧な火入れに一品目からやられました。ガーリックテイストの味も素晴らしい。

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半レアの皮付き鰆に生ハムなどを。

土鍋ご飯

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土鍋で炊いたご飯に鮑、筍を乗せそこに餡をかけた一皿。

かなり厚めにカットした鮑は噛ませるからこそご飯の甘味や旨味がより際立つ。

蝦夷鹿

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卵黄を崩しギョウジャニンニク、タラの芽、生七味と共に。旨すぎる。

冷製白子パスタ
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真鱈の白子の旨みの余韻が非常に長くてそれがソース代わりとなる。個人的にこのシンプルさにドキっとさせられる。

虎河豚じゃなくても調理でこれほど旨味が強くなるのか。

アカザエビ

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香ばしい香りが香る香る薫。

アカザエビも柔らかな火入れ。

ホワイトアスパラと味噌を使ったソースと共に。

口直し

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金柑とチーズ。

米沢牛のカツ

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なんと肉3品目。
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こう見えてちゃんと火入ってます。

衣はサクサク、赤身肉の旨味と潤いも完璧。当然衣離れもしていない。これだけ綺麗に揚がるものなのか。

肉3品も出てきたけどちゃんと前回のクオリティを超えてくるのが凄い。

苺、はっさく、飴
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甘味、酸味を細やかに使い分ける。

セトカとスフレ
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茶菓子
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赤ワインボトル2本でお会計約6万円。

控えめに言っても全品旨い。口直しのまでも旨い。旨い旨いが続くので食べ終わったら1日が終わる。あとはタクシーにのって家路に着くのみ。なんと幸せな時間だったんだろうと余韻に浸りながらベッドに入る。

ごちそうさまでした。また2ヶ月後来ます。

薫 HIROOの動画を観る⬇️


 

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