東京・西麻布にある焼肉屋「USHIMITSU NISHIAZABU」。
うしみつグループで「焼肉 西麻布けんしろう」の姉妹店。
まさに隠れ家的な外観でスマホがないとわかりづらいかもしれない。
店内はなんと個室が4部屋のみ。もちろん、フルアテンドです。
いわゆる飽和状態にある高級焼肉だがそのなかでもズバ抜けたクオリティだと感じた。
鳥取が誇る和牛・万葉牛のサーロインをサッと焼き、シャリで包み、海苔で巻いて卵黄をかけ食べさせる一品目は見事な口内調理。特に海苔の香りの余韻が見事。
お次はランプのユッケに雲丹と海苔。
目の前で丁寧に海苔を炙っていきます。
雲丹の量ったら凄いね。雲丹のクオリティも高く、もはや非の打ち所がないです。
生クリームと蕪と新玉ねぎのスープ。ナチュラルな野菜の甘みが出てます。
お次は厚切りのタン、タン芯、サガリの内臓系。
厚切りタンは脂ギッシュではなく、サッパリと。
もう一枚は粒胡椒の清涼感で食べさせる。
サガリはやや硬めかな。
特筆すべきなのはこのタン芯。だいたいタン芯は薄くカットされて出てくるけどこんな厚さで出てくるなんて。これ焼くのも技術いります。
そして味が濃いのなんの。これ一度食べたら普通のタンには戻れません。強烈です。
一年熟成の牛の生ハム。
これは食べても牛だとは気づかない。
フィレ肉は藁焼きの香りもよく、厚くて食べ応えありますねぇ。柔らかく、まるで裂けるような感覚です。
カツサンド。
サクッとしたブリオッシュのバター感。カツは全くストレスなく直前的に噛み切れる。うんまいなぁ。
鳥取が誇る和牛・万葉牛。
ヒレ。ミルキーな和牛香。
リブ芯。このための卵黄と調味料。思わず白米が欲しくなる。
〆はビビン麺。
山椒がいいです。オリジナリティもあってとても美味しい。
どの料理も一捻りと食べさせ方に工夫が感じられます。なによりアテンドしてくれた方や料理長の焼肉愛がビシバシ伝わってくる。
肉のポテンシャルも素晴らしく、またおま系かと思われたがしっかりと感動させてくれます。これなら他のうしみつ系列行きたいな。ごちそうさまでした。
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