東京・墨田区の鐘ヶ淵にある「酒亭 田中」。
こちらはあの「鳥田中」が2023年5月に同地店舗にてリニューアルしたお店。
京味で7年間研鑽を積んだ店主の田中惣一郎さんの超ハイレベルな一品料理と弟さんが焼く焼鳥とのハイブリッドで人気を博したお店です。
久々に来たがこの為じゃないと絶対に降り立たない鐘ヶ淵駅。
店主:田中惣一郎さん
焼鳥屋で出てくる一品料理のレベルを遥かに凌駕するクオリティの品が次から次へとテンポよく出てきます。
もうこれだけで大満足で帰れるが、さらに合間に熊野地鶏を用いた串物も負けていない。
・鴨つくね栗蒸し
下飯沼の栗餡かけ。
季節の野菜の小鉢
柿の胡麻酢和え、キノコの旨煮、生姜艶煮。
熊野地鶏は旨味の余韻を放つが、地鶏特有の硬さ歯応えはなく、とても柔らかい。
レバー
海老芋と帆立の唐揚げ
大阪・富田林の海老芋と帆立の半割り。
手羽先
骨を抜いた手羽先。
熊野地鶏の白レバー、ハツ、砂肝
特に白レバーですよ。丸い旨味の余韻を残して官能的に舌上で溶けていく。
鮮度の良さも伺える。
アメーラトマトのサラダ
黒酢のドレッシングで和えて。
バイリング
強いコリコリっとした食感は鮑を彷彿とさせる。
漬物
つくね
なかから肉汁溢れる。
ここからは追加。
ソリレス
背肝
腎臓のこと。ホルモンの旨味にほんのりと甘味がある。余韻が長い。
あか
内腿肉は柔らかく、食べ応えある。
牡蠣ラーメン
地鶏と牡蠣出汁のハイブリッド。
ラーメン屋でも並ぶと思う。
三陸の牡蠣も大ぶり。
お会計約15,000円。これだけ食べて飲んでこの金額なのはもはや神コスパと言わざるを得ない。鳥田中よりも気軽にアラカルトが追加できて少しだけ敷居が低くなったような気がする。ごちそうさまでした。
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