東京・麻布十番のレストラン「Giancarlo Tokyo」。
場所は麻布十番駅6番出口より徒歩8分。
こちらのお店の小曽根美佐夫シェフ、2016年に行われた「COPPA ITALIA PIZZA DI QUALITA」で250人以上のイタリア人をおさえ、ピザ職人部門で日本人初の優勝という快挙を成し遂げた方。
それだけでは飽き足らず、さらには「il Pizza World Cup Coppa del Mondo 2019」でも総合優勝を果たし、名実共に日本のピッツァ界の頂点を極めており、優勝おかわりまでしちゃってます。
マルゲリータだけで優勝とか、マリナーラだけで優勝とかはよく聞くけど、十何種類のトータルで総合優勝って彼くらいなのでは?
さて、そんな小曽根シェフのお店は東京・麻布十番にある「ジャンカルロ」というお店。
店内に飾られているトロフィーの数も見ものだ。
こちらではピザ屋ではなくリストランテで世界一のピザが食べられる。
ちなみに恵比寿にも「エビスエスクラシッコ」というお店がありこちらはカジュアルにピザをいただける。
今回、YouTube用にピザを焼いてるシーンも撮らせてもらいましたのでご覧ください。
この動画は一番下のリンクから❗️
以下、いただいた料理。
・ピザの素焼き
ブラックペッパーとオレガノ。
小麦の味、焦げによる香り、薪の香りが鼻に抜けます。
・前菜
チカメキントキのカルパッチョ、ズッキーニのグリルのマリネ、白いかのポレンタ、生ハムと茄子のポルペッタ。
ポレンタはとうもろこしを粒子状にし、ザラザラの食感が特徴的。
・トラパネーゼ
バジル、フレッシュトマト、アーモンドをミキサーでまわしたペーストをソースに。
チーズはペコリーノ・ロマーノ。極太麺はまさに噛むパスタ。
食感アクセントのアーモンドがまたいい。
・ジャンカルリゾット
こちらのスペシャリテ。
サフランのリゾットに牛の骨髄を混ぜ混ぜ。
もはや濃厚そのもの。旨みの塊。
良くない牛骨だとすぐ臭くなるんだって。
さて、いよいよ小曽根さんによるピッツァを。
・ジャンカルロ
店名のジャンカルロ。ハムも自家製。
焦げの香り、薪の香り、生地はもっちりふっくら、縁はサクッと理想的な。
・マルゲリータ
素晴らし過ぎます。
・マリナーラ
あえて生地を伸ばし焼くことでクリスピーな仕上がりに。
・南ぬ豚(ぱいぬぶた)
豚肉は脂身さえも味がバッチリ。
野菜は雪菜。大量の雪菜で炊いたもので味が凝縮され濃厚。
・フィレット
フィレットとはスライスしたプチトマトのこと。
バジル、モッツァレラと入ってるものはマルゲリータと似てるが、トマトがやたらジューシー。
もはや飲み物です。
下手な人が焼くとグチュグチュになりすぎるし、逆にトマトが厚いと火がはいらないんだとか。
本日のお酒
いやぁ、ピッツァだけじゃない。むしろここはリストランテ。リストランテで世界一のピッツァが食べられる最高のお店。
みんなこんなモンスター店舗があることを知らないのかも。是非人に勧めたいお店です。ごちそうさまでした。
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