虎ノ門ヒルズでいま話題のラーメン店「自家製麺 ロビンソン」。場所は虎ノ門ヒルズ駅からすぐです。
店名の「ロビンソン」とはイギリスのプロレスラー「ビル・ロビンソン」から。人間風車の異名を待つ。
ちなみに口コミで確認もせず勝手な憶測で「資本系」と言われて広まってるがここは資本系ではありません。ある程度フォロワーがいる人がこういうのちゃんと確認しないでネットに書いちゃうのもどうかと思いますが…
営業時間は11時〜14時の3時間のみというハードルの高さ。夜は完全予約制の「小三治」と店名が変わり二毛作営業となる。
店内にはちゃんも待合室もあり、寒さは凌げるようになっている。カウンターは凛とした和食屋さんの様な雰囲気。
さて、困った。
ラーメンとつけ麺どっちも美味そう過ぎて選ぶことができない。今回は撮影でお邪魔したこともあって両方いただくことに。
・中華そば (並) 手もみ平打ち麺 1,100円
具材はチャーシュー、葱、海苔など。
節系の風味が鼻を抜け、深淵なるカエシ、そしてそれらを地鶏や銘柄鶏がしっかりと支える。
重さはなく過度な引っかかりもない洗練されたスープ。勿論、化調は不使用。
出汁には京都の京紅地鶏、鳥取の大山鶏、千葉の錦爽どり、親鶏ひき肉、こぼね、もみじ、だるま、日高昆布、羅臼昆布、鰹節、宗田節、鯖節、いりこ、ひら子干しなどを使用。カエシは6種類をブレンド。
「春よ恋」などで作られた自家製の平打ち麺はモチモチっとした食感でどこか東北ラーメンのような雰囲気がある。
チャーシューは柔らかく脂の甘さと炭火焼による薫香が香りに花を添える。
つけ麺 (並) ストレート細麺 1,100円
鰹昆布水ではなく、鰹昆布出汁。
ちなみにこれも「鰹昆布水」と間違った情報が書かれてる…
だから最近流行りのトロトロ昆布水ではない。スープに付けずにまずは昆布の旨味を纏わせてズズッと。
パッと小麦の香りが開くような。同じ小麦を使ってるがまるで別物ですね。
具材は細切りチャーシュー、水菜、メンマ、葱など。
しっかりと抽出された和出汁が麺の風味を引き立てる。
昆布出汁に鶏出汁とカエシが合わさる。これがラーメンである。
日本料理を経験された料理人とイタリアンシェフのお二人で営業され、ラーメンはなんと独学だとか。お二人とも福島出身で、ラーメンにはどこか東北のあたたな雰囲気も感じられる。ごちそうさまでした。
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