「食べログ百名店2021」を全クリしようというしょうもねぇ企画。52店/100店
近くの「麺尊 Rage」を食した後に向かったのは西荻窪のタンメンの名店「はつね」。タンメンを語る上でこの店は絶対外せない。
11時半前で外待ち5名。
年季の入った外観。カウンターは5席のみ。店主のワンオペ営業。クーラーはついてるがドアが少しあけてある。BGMはラジオ。
いいですねぇ。店構えから昭和の匂いがプンプンと。
暑さで水を一気に飲み干すと黙ってコップに注いでくれるそのさりげなさに温かみを感じる。
・チャーシュー入タンメン 1,100円
こんもりと盛られた野菜の上にチャーシューが盛り付けられている。
標高は高めだけど二郎ではありませんよ。
スープは見た目、お湯です。だけどレンゲで一口のめば鶏や豚の動物系に程よく塩味が主張。
この塩加減の塩梅が実に見事でこれ以上濃いと塩の印象になってしまうし、これ以上弱いと味としてボヤけかねない。
いやぁ、美味しいスープだなぁ。到底素人には真似できないギリギリのラインだけど何十年も作り続けてきた店主のひたむきさを感じる。
麺は低加水の中太縮れ。シャキシャキの野菜と絡めて一気にいただく。
チャーシューがこれまた脂を丁寧に取り除いたしっとり系。スープの邪魔にならない、だけどチャーシューとしての存在感もある味付け。
タンメンって濃い味付けだとどうしても飽きてしまうし、逆に薄いとパンチのないラーメンとなってしまう。
そう考えるとスープや野菜、麺と全てのバランスが整ってないとイビツになる難しいジャンルなのかもしれない。来れて良かった。ごちそうさまでした。
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