【奥沢】入船寿司「最高の鮪を食いたきゃ入船寿司へ!50年以上続く老舗のサービスランチにぎりをいただく!」(現在閉店)

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寿司(鮨)

場所は世田谷区 奥沢。

ここに50年以上続く鮨の老舗店がある。

店名は「入船寿司」。

大将が「入船」という店で修行していたことで修業先の名前をもらったらしい。

ここの特徴は何と言っても鮪。

修業先では「鮪こそが鮨の主役」という考えだったらしく自然に鮪に重きをおくようになったようだ。

鮪の仲買は「やま幸」。

豊洲ではナンバーワンの鮪の仲買である。

その「やま幸」で一番いい鮪をこのお店は買っている。

こうして「美味い鮪を食いたきゃ入船寿司へ」と言われるまでになったわけだ。

本日は安くて評判のランチで伺った。

12時過ぎで店内はだいぶ賑わっている。

地元の人たちだろうか?

大将はかなりお年を召しているが元気に鮨を握っていた。

ランチはちらし握りの二種類。

どちらも1,840円。これはかなり安いと思う。

さっそくランチの握り(1,840円)を頼む。


 

ガリは酸味先行型、ほんのり甘み有。

握りはできた順にどんどん置かれる。

ペースはだいぶ早めだ。

シャリはコクとほのかな酸味のあるもの。

コシヒカリとササニシキをブレンドしたもので水分多めでモチっとした粒の食感を感じる。

少し握りがあまく、箸だと崩れてしまうのが難点か。

自分で醤油をつけて食べるので尚更箸だと難しい。途中から手で食べることにした。

玉子 

甘く冷たい昔ながらのオーソドックスな玉子焼き。

赤身

大間の本鮪。普通に美味しいです。

ほのかな甘みがいい。

小肌

締め具合は優しい。

穴子

穴子の温度は少し冷たいがホロホロとして口の中で溶ける。


 

とびこ

トビウオの卵。

粒が細かくプチプチの食感が心地いい。

烏賊

シソが巻いてある。

とても柔らかくてねっとりとしている。

お吸い物

熱々で温まります。

かんぴょう巻き

優しい甘みがいい。

以上がランチの握り。

正直言うと少し物足りない。

大将から今日の鮪の仕入れの金額を教えてもらった。かなりの上物を購入されたようだ。

この店に来たらやっぱり鮪だ。

と言うことで平目と大トロを追加。


 

平目 800円

平目は柔らかくて甘い。

追加にしてだんだんとこのシャリに慣れてきた。

大トロ 2,000円

この一貫でランチ握りの値段を超える。

だけどもこの圧倒的なオーラ。

食べてみてビックリした。

まるで濃厚なクリームを食べているようだ。

脂の甘みが物凄くかつ品がある。

これが「やま幸」でナンバーワンの鮪なのか。

どうせなら中トロも試してみなくては。

ということで中トロを追加。

中トロ 1,500円

感じたのはめちゃくちゃきめ細かい。

そしてなんと上品な味だろう。

当然脂もかなりのってるが大トロよりも冷静に味わうことができた。

「美味い鮪を食いたきゃ入船寿司」

なるほどな。

他のネタとのパワーバランスがおかしなことになってるが鮪がズバ抜けてる印象。

大将も物腰柔らかくてとても印象がいい。

まだまだ長生きしてくださいね。

ごちそうさまでした!

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