田村耕太郎の「 頭に来てもアホとはたたかうな!」は目から鱗!人生が生きやすくなるヒントがたくさん書かれていた!

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書店に常に積まれていてタイトルもかなりキャッチーなので手に取った方も多いのではないだろうか?

いまやベストセラーになった本書をようやく私も手に取ることにした。

きっかけは書店で流し読みしてたんだけどあまりに面白くてついつい購入。

この本では一種の「人生の勝ちパターン」が書かれており人によってはかなり有効だと思うので私が感銘を受けた部分をいくつかあげていくとする。


 

無駄な戦い

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世の中には無駄な戦いに時間を費やしてしまっている勿体無い人が多いことを指摘しその戦いの無意味さを説いている。

例えば、

・正義感がつよい

・自信にあふれる

・責任感が強い

・プライドが高い

・お節介

こういうタイプの人は無駄な戦いに参戦して時間と体力を無駄にしがち。

身近な例で言えばSNSのコメント欄で喧嘩したりするやつね。

そもそも争いから幸福は生まれない。

例え相手に勝ったとしても一瞬の優越感だけで結局相手から恨まれ報復にあうかもしれないリスクが伴う。

相手はさらに戦力を蓄えてこちらに再戦してくるかもしれない。

そうなったらかなり厄介だし次は負けるかもしれない。

こうなると戦い自体が非常に無意味なものでこういう時は本書では「負けたフリ」をするのが得策だという。

負けたフリをして相手をいい気分にさせておいて自分は力を蓄え相手をいいように手のひらで転がしてやる。

なるほど。「負けるが勝ち」とは昔の人はよく言ったものだ。

そもそも敵を作らないのが最強だったりするもんね。

喧嘩っ早い人って結局体力消耗して最後にはやられちゃうパターンが多いし案外歴史に名を残してきた人達って戦いは極力さけてきた人達なのかも。

こう考えられるようになると満員電車の中でぶつかったぶつかってないで争っている人を見るとなんて無駄な争いをしてるんだ…と情けなくなってくる。

極力無駄な喧嘩はせずに体力を温存しておこうよ。

その体力は自分自身の為に使いませんか?


 

成功者は腰が低い

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本書でも散々書かれていることなんだけど「成功者は腰が低い」。

なんでだろう?と思ったが本書にその答えが書かれていた。

偉そうにしていいことは一つもない。
敵は増えるだけ。
腰が低ければ敵はできないしむしろ味方が増える可能性が高い。

つまりどっちが得かという話。

例えば飲食店であなたが店員に横柄な態度を取ったとしよう。

厨房の裏で鼻糞入れられてるかもしれないよ?

小便入れられてるかもしれないよ?

う◯こ…

それは流石にないか。

逆に凄くあなたの印象が良ければもしかしたら一品サービスしてくれるかもしれない。

極論かな?

けど人ってそういう事なんだよね。

これも先ほどの「無駄な戦いはしない」に通ずるんだけど「金持ち喧嘩せず」である。

よく金持ちで偉そうにしてる人(親がもともと金持ちで苦労せずに金持ちになった人に多い)って反感しか買わないけどそれって自分に得が一切ないんだよね。

成功者で腰が低い人というのはその意義が自然とわかっている人たち。


 

プライドとスジは捨ててしまえ

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メンツを潰されたとしても自分が思うほど周りは気にしない。
メンツを潰されたことによって感情的になり怒って戦うメリットは何か?

近頃凄く思うことがあって世の中に邪魔なものってプライドと自分の中のスジなんじゃないかって。

驚くことに本書でもそれに近いことが書いてあって自分のプライドを捨てられない人が結局損をする。

自分が成功してないうちから変なプライドや自分なりのスジでがんじがらめになってそれらがなければ本来成功したかもしれないのにそのチャンスを逃してたり。

よく仕事でも「これはスジが通ってない」といって意固地になったりする人いるけどそれってその人だけの問題で周りはそのスジで迷惑したり。

よく映画や小説なんかでも不器用な人間を美徳として描かれることがあるけどあれはあくまで映画や小説といったフィクションの世界だからだ。現実はそんなに甘くない。

池井戸潤の「下町ロケット」だって佃プライドはわかるけどやっぱり社長で従業員を食わせていかなければならない立場なのに博打みたいな駆け引きはあっちゃいけないわけだ。

だけど正直言ってこれは難しい問題で「プライドを捨ててまで成功したくない」と考える人もいるだろうから一概には言えないけど、私が思うにだ、

成功すればこっちのもん。

プライドとスジを捨てきれずに一生成功しないで死んでいくのかさっさとそれらを捨てて成功するかだ。

一度捨ててしまうとなんて薄っぺらいものだったんだろうと思えてくる。

(ここでいう「成功」とは人によって認識が違うのであえて漠然とした言葉を使用してます)

という風に、私と田村耕太郎さんの考え方は非常に近くて読んでいてひたすら共感するばかり。

別にこうしなさいとかでなくこう考えたらもっと楽に生きられるよねという人生のヒントがたくさん書かれていて非常に参考になった。

他にも

終わったことにこだわって未来を無駄にしてはいけない。

倍返しの為の戦略を練ったりする為に相当な時間とエネルギーが浪費される。

他人の目を気にすらあまり自分の人生を生きていないのでは?人はそこまで自分をフォローしていない。

書ききれないので気になった人は本書を読んでみてください。

「もっとうまくやれよ」
そんなこと言われたことないですか?
そういう人達に是非読んでもらいたいな。
もしかしたらこの本で世界が180度変わるかも…

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