本日は日本最高峰の越前蟹「極」を頂きに福井県の老舗名旅館「望洋楼」へ一泊。
この越前蟹「極」の説明は後ほど。
最高峰の蟹を食べるという事で新幹線も最高ランクのグランクラスに乗って東京駅から金沢駅まで。最寄りから宿までは無料送迎があり約20分ほどで到着。
目の前には日本海が広がる最高のロケーション。
今回はこの旅館で一番眺めがいい部屋「松風」に泊まることに。
部屋には露天風呂がついていて荒々しい日本海を眺めながら湯に浸かれる。
この上ない最高の空間。
16時半ごろ、旅館の方がやってきて今夜いただく蟹を見せてくれた。
越前蟹の中でもあらゆる基準をクリアしたものだけに与えられるブランド「極」である。
サイズはなんと1.8kg。
これは「皇室献上クラス」の1.1kg〜1.2kgよりもはるかに大きいサイズである。
脚の長さ、爪や甲羅の大きさなど細かい検査項目を通過した蟹の王様である越前蟹の中でもさらに選りすぐりのトップモデルといったところ。
「極」の圧倒的なオーラにやられそうだ。
皿も重いのなんの。
全体像
もはやちょっとしたモンスターみたいだ。
このタグが重要なわけです。
カバンかなんかに入れるとご利益がありそう。
(はい、帰ってこらしっかりと仕事用のカバンに入れました)。
それからしばし部屋で待機した後いよいよ夕食の時間。
部屋食なので宿の方が用意してくれます。
本日のお品書き
まずは女将さんの丁寧なご挨拶。
からのサッパリとした自家製の梅清酒をクイッといただきコーススタート。
せいこ蟹
しょっぱなからせいこ蟹が出てきた。
ズワイガニの雌ですね。
しかもせいこ蟹の中でもかなりのサイズ感。
たっぷりと身、内子、外子が甲羅に盛り付けられておりこれだけでもかなりの満足度。
「せいこ蟹って小さくて物足りない」というイメージだがかなりのボリューム。
身は甘く、外子はもはやサクッサクッっと爽快な歯ごたえ。
さらに内子のトロンとした濃厚さが最高だ。
蟹刺し
スダチをかけて辛子醤油と共にいただく。
新鮮でプリプリの食感は鮮度の良さを感じさせる。
越前蟹のキャビアしゃぶ
一缶で二人分のキャビアなので半分を蟹刺しにしゃぶしゃぶしていただく。
ねっとりとした蟹刺しにつぶつぶのキャビアがいい感じに調和。
キャビアの塩分も絶妙。
これから焼く越前蟹。
越前蟹 備長炭焼き
目の前で焼いてくれ、室内が蟹の香ばしい香りに包まれる。
焼きになると甘みがグッと出てくる。
特に蟹味噌の絶品なこと。
水分が飛んでいるせいか濃縮されコクが物凄い。
この焼きの蟹味噌が本日一番感動した。
越前蟹 茹で蟹
焼きの次は茹で。
かなり太い脚。
個人的に身は焼きよりも茹で派。
甘さはもちろんのこと、部位によっても食感がまるで変わってくるから面白い。
爪
特に爪の部分は筋肉質でまさに肉を食ってる感覚。食べ応え抜群。
しかしほじってもほじっても身肉が出てくる。
口いっぱいに越前蟹を頬張る贅沢さ。
今度は茹での蟹味噌を。
先ほどの焼きの蟹味噌とは違いもったりとした味。
これはこれで美味いが蟹味噌は焼きの方が好きだ。
蟹味噌と身を存分に堪能。
むしろ食べきれなくて翌日の朝食にまわしてもらうことに。
1.8kgおそるべし…
越前手打ち辛み蕎麦
福井県中の蕎麦粉を8種類くらいブレンドしたもの。
当然コシも強烈で蕎麦粉の香りも強い。
そしてここにきての辛みがサッパリとしていい。
贅沢にも先ほどの蟹味噌を入れるとさらにマイルドになる。
越前蟹 釜炊き御飯
〆の蟹の炊き込みご飯と味噌汁、漬物。
ご飯には香り付けにカボス。
味噌汁は赤味噌で塩分は低めのもの。
ここに蟹味噌を投入。
茹での蟹味噌と炊き込みご飯が非常に合っておりマイルドで濃厚。
こんなに贅沢な〆はない。
と言っても腹がはちきれそうなほど一杯すぎてデザートはキャンセルしました。
思った以上の量と蟹三昧に大満足。
胃袋がもっと大きければなぁ…
荒々しい日本海を眺めながら露天風呂に入って寝るとする。
明日の朝食を楽しみに夢の中へ。
さて、気になるお会計は後半にて。
続く!
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