【下北沢】旧ヤム邸 シモキタ荘「大阪発祥唯一無二のキーマカレー!五味+αの衝撃的美味さ!」

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アジア・エスニック

本日は下北沢で屈指の人気を誇るキーマカレー店「旧ヤム邸 シモキタ荘」へ。

大阪スパイスカレーブームの火付け役の一つである「旧ヤム邸」の東京1号店。

2017年7月のオープン以来行列が絶えないお店。

場所は下北沢駅より徒歩7分程。

餃子の王将を過ぎた花屋さんの先。

古民家を改装したレトロな外観で雰囲気あります。

店名の由来は古民家という意味で「旧」、「ヤム」はオーナーさんが飼っていた猫の名前から。

店内はコンパクトで内装もレトロな感じ。

時が止まった古時計や昭和の雰囲気は完全に世界観が出来上がってます。

メニューは月替りで変わる様で「あいがけ」か「全がけ」かを選択。

ご飯もジャスミンライス、ターメリックライス、玄米の3種類から。

9月のカレー

・里芋のマスタードディップ添え

キノコ出汁で作る赤ワイン煮込みの濃厚鶏キーマ

・鮭と水菜のサンボーラと食べる

残暑乗り切り!ホットなグリーンポークキーマ

・干し無花果と甘酢生姜のアチャールのせ

あおさ海苔香る九条ネギのトマト牛豚キーマ

いや、メニュー見ても全然味が想像つかねぇ。

なんなら里芋とか鮭とかあおさ海苔とかカレーに使うの?という食材ばかりなのが興味深い。

さほど待つ事なくスパイシーな香りのカレーが出てきました。


 

9月のカレー 全がけ 1,350円

ターメリックライスを中心に3種類のカレーが綺麗に盛り付けされている。

こちらはヤムカレースープ

鶏などの和風出汁。少しづつかけて味変を楽しむ。

里芋のマスタードディップ添え

キノコ出汁で作る赤ワイン煮込みの濃厚鶏キーマ

まずマスタードの酸味にスパイシーな鶏キーマの旨さが強烈。里芋のもったり感とマスタードが合わさりこれだけで酒の当てになりそう。

ポルチーニ出汁のキノコなど存在感があり、皿を盛り立てる。うま過ぎで一発目から思わずニンマリ。

鮭と水菜のサンボーラと食べる

残暑乗り切り!ホットなグリーンポークキーマ

サンボーラとは和えもののこと。

スパイシーさは先程より落ち着いてるがポークカレーに和な鮭が加わりまたひとつ違う味わいを楽しめる。

干し無花果と甘酢生姜のアチャールのせ

あおさ海苔香る九条ネギのトマト牛豚キーマ

海苔の風味にトマトの酸味、イチジクの甘みに甘酢のアチャールがまたいいアクセント。

味がとっちらかるかと思ったらこれがうまくバランス取れてます。

それぞれのカレーを一通り楽しんだら今度は3種類を混ぜ混ぜ。

強烈なスパイシーさ、和風の味わい、磯の風味、トマトの酸味、イチジクの甘味、そしてアチャール。

一口食べただけで甘味、酸味、苦味、旨味の五味が一気に攻めてくる。

そこにヤムカレースープを少しづつかける。

鶏出汁が加わりここでもう一段階味に膨らみが出る。

完全に思考は停止。もはや一つ一つの味の分析は無粋。

ただひたすら口にスプーンを運ぶ手が止まらない。なんなんだこの味わったことのない感覚は。

気づいたら完食してました。

普段カレーに使わない食材をふんだんに使って意外性を出しそれがちゃんと違和感がない様に調理できるのはキーマカレーだからか。

3種類のカレーを混ぜて味変、ヤムカレースープでもう一段階味変の仕組みも素晴らしい。

間違いなくここでしか食べられない個性的なカレーだと思いました。ごちそうさまでした!

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