今年の2月に都立大学にオープンした「八雲うえず」へ。
店内はカウンターのみで一日一組か二組のみの一回転制。一組の時には自動的に貸切となりとても穏やかな時間を過ごせる。
料理は海老芋の先付、八寸、キャビアやカラスミなどをのせた刺身の盛り合わせ、クエのお椀、ノドグロ、和牛、ご飯、和菓子。
特に炭火で半レアに仕上げられたノドグロが秀逸。焼き目、身のもつ旨味、そしてノドグロのみずみずしさがとても繊細な火入れで表現されている。
〆の土鍋ご飯は水分多めに炊かれ一杯目はまるでリゾットの様。二杯目はやや水分が飛び、だんだんと米の輪郭を感じられる様になってくる。三杯目になるとまた表現が変わりさらに土鍋ご飯らしさが出てくる。和食屋で〆のご飯が旨いとシンプルにテンションが上がるものである。ご飯につくのは味噌汁でなく里芋のすりながしなのも面白い。
幸福な余韻で店をでる。
以下、いただいた料理。
お会計は日本酒をたらふくのんで約19,000円。
素晴らしいパフォーマンスです。
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