【東京・神田】神田ラーメン わいず「直系への敬愛とオリジナリティが生み出す出色の濃厚醤油豚骨ラーメン!」

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東京・神田の家系ラーメン店「神田ラーメン わいず」。

都内の家系ではかなりまともな店であり、平日は夜の12時を過ぎても営業しているので重宝している。ちなみに秋葉原にも店舗がある。

2022年5月訪問

この日も夜の12時過ぎの訪問。

満席ではないもののそれでも私のような欲望に勝てない客が入ってくる。

⬆️メニューだけど「当店人気NO.1」と普通のラーメンとの落差エグすぎだろ。

余計なものはいらないのでデフォのラーメンをポチっと。

大きな寸胴の前の席に座り鶏ガラや豚ガラを荒々しくかき回している店員さんのライブ感を堪能。本当体力勝負だよな。

店員は全員アジア系の方。この時間でも営業してくれてるの有難いですよ。


 

ラーメン 850円

やっぱり家系は黒い丼ですよ。

いや、直系が黒い丼なので。

細かいがこういう一つ一つが食べ手のテンションを上げるんです。

スープは醤油豚骨。豚骨醤油ではございません。

家系というのはまずは醤油ガッツリ、豚骨ガッツリなのです。まぁどちらでもいいですが。

豚骨と言っても重要なのは鶏ガラ。

鶏油もそこそこに、鶏ガラと豚骨などを使った動物系がふんだんに溶け出した乳化度の高い出汁にキレのある醤油との調和。

カエシはコクとキレの主張はあるが幾分穏やかで角はない。まぁそれでも普通のラーメンからしたら十分濃いが。

ねっとりとした粘度のあるスープを舌の上で転がす。

まさにしょっぱ旨い。飲める家系スープである。胃袋が奮い立たされる感覚がある。

このスープはなんちゃって家系のレベルをはるかに超えた完成度であり、直系以外で私が知っているのは神奈川県相模原の「クックら」くらい。

麺は酒井製麺ではなく、三河屋製麺と共同開発した「わいず特製麺」。

縮れておりちゅるりと口当たり滑らかでスープに負けない小麦の力強さを感じる。

このクオリティであれば酒井製麺でなければならない理由が見当たらない。

家系ラーメンで重要なのがチャーシューだ。

多くのなんちゃって家系では燻香がすっぽりと抜け落ちている。

国産赤身肉を低温調理で仕上げたチャーシューはしっとりとして舌触りが滑らかで薫香が程よく鼻を抜ける。この薫香とミルキーなスープが激しく抱き合う。

深夜にいただくラーメンとしてはヘヴィではあるがえも言われぬ多幸感に包まれタクシーで家路につく。ごちそうさまでした。


 

2019年1月訪問

びっくりした。

久々に「神田ラーメン わいず」に来たけど物凄い行列である。

少し間を置いてまた来よう。

そう思って居酒屋を二軒ハシゴして再度チャレンジ。

だがまたもや行列である。

いまや神田で一番のラーメン屋と言っても過言ではないくらいだ。

説明しておくとここは神田で有名な家系ラーメン屋である。

夜の11時半に並び始める。待ちは5人。

だけど幸いなことにそんなに回転率は悪くない。


 

ラーメン 740円

この黒い丼がまた直径イズムを感じる。

スープを一口。

動物系が物凄い勢いで迫ってくる。

だが変な臭みはなくザ・直径の家系ラーメンのスープそのもの。

チャーシューは若干スモーキーでジューシーで肉の旨味も感じる完璧なやつ。

麺はわいずの特注麺だそうだ。

プリプリでコシがありまさに家系ラーメンの理想形。
酒井製麺でなくもても十分美味い。


 

塩分、コク、全てが理想的。
本当に非の打ち所がない家系ラーメン。
これはもはや立派な家系ラーメンだ。
むしろ酒井製麺を使ってあぐらをかいてるエセ家系ラーメン屋とは一線を画す。

神田で飲んだ際にはここか名古屋ラーメンか迷うな…ごちそうさまでした!

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