東京・大門にある「浩也 東京前」。
以前の「鮨 浩也」の本橋拓也大将による鮨を超え、新たなステージに立ったお店。
さて、鮨のイノベーティブフュージョンとは一体?と言うことで訪問して参りまました。
場所は「鮨 浩也」と同じく大門。なんと隣には「立ち喰い鮨 浩也」までできてるじゃないか。凄いね。
店内はジブリのBGMが心地よい横一列のカウンター。目の前には完全に本橋大将のステージが広がっている。
以前から本橋大将は従来の鮨のコースに疑問を感じ、本当に自分の表現したい「料理」を出すことにしたようだ。
出てくる料理は「鮨 浩也」時代からさらにプラッシュアップされた料理の数々。
2024年6月訪問
トップバッターは以前から変わらず鯖鮨。炭でジュッと皮目を焼きあげる。
ジュンサイなどを使った和製のガスパチョは山椒オイルを入れて香り付け。
握りは以前よりだいぶパンチの効いた硬めのものになっている。肴のインパクトに負けない握りだ。
墨烏賊のカットはだいぶ他がやらないアプローチですね。
蒸し鰻の春巻きにはチーズを削って。
鮨にワインは疑問だったがこのコースならワインが欲しくなるようなラインナップだ。
肉厚で旨み爆発な天恵菇(てんけいこ)。
なんとメインは鴨ハンバーグ。
〆はラーメン。
鮨のイノベーティブ。ともすればチープになりかけないがそこは本橋さん。どれも見事に美味しい。
「鮨屋」ではなく、「旨いもの屋さん」ととれば合点がいく。ごちそうさまでした。
【鮨 浩也】の動画
浩也 東京前
東京都港区芝大門1-4-4
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