東京・恵比寿の「鉄板焼 円居 恵比寿店」。
読み方は「まどい」。
新橋や神楽坂、日比谷などに店舗を展開する鉄板焼き屋さん。
こちらの店舗は恵比寿駅から徒歩8分とほど。恵比寿と広尾の間に位置します。
店内はカウンターとテーブル席あり。やはり鉄板焼きは臨場感だと思うのでカウンター一択でしょう。
今回は13,200円のスペシャルコース。「大吟醸カット」って何だろう?と聞いたところ、
「米を磨くイメージで肉も美味しい部分だけを残す」と言う意味合いでこの店特有の言い方でつけたんどとか。なるほど。
・アミューズ
器には新玉ねぎの冷製スープ。まるでトウモロコシのようなニュアンスの甘さとクリーミーさ。
もう一つはコンビーフのピンチョス。鉄板で少し焼き目をつけていました。
・前菜四種盛り合わせ
常磐沖の蛸は黄身酢をつけて。キャロットラペはかなりクミンが強めで酒を進める肴。
黒毛和牛炙りに勝浦の初鰹には胡麻ペーストのソースをかけて。
・円居サラダ
エシャロットやピクルスを混ぜたソース。わりとボリューミー。
・伊勢海老の鹿児島の黒毛和牛フィレ肉
本日の鉄板焼きの食材。
片方の伊勢海老の米粉を付け醤油で味付け、もう片方は火入れは半レア気味に調整したもの。
どちらも力強い筋肉質な肉質。
米粉の方はしっかり火が通っており味や香りが強い。もう片方は食感を楽しむもの。
ここでおしぼりが変えられたが、柑橘の香りがする。こういう演出いいですねぇ。
鉄板焼き特有のフランベでド派手な演出。みんなスマホを向ける。これが現代の鉄板焼き屋の日常風景。
調味料は古代塩、ガーリック、胡椒、わさび、九州醤油など。
これが大吟醸カットか。フィレならではの柔らかさと肉汁。フィレ肉でも結構サシを感じます。
カットされたアスパラガスはそのまま口に入れるなら少し長い。だけど細いからこれよりも短いと存在感が薄れる。難しいところですね。
・ガーリックライス、アゴ出汁スープ
ガーリックの風味に胡麻の香りがいいです。味噌汁じゃなくアゴ出汁なのは途中で茶碗に入れて茶漬け風にしていただけるため。いい脂切りになります。
金額も超高級というわけではなく、今の時代だったら十分満足度が高い内容かと思われます。鉄板焼き屋=デートと言う時代はひと昔なのかな?
企業努力が光る使い勝手のいい鉄板焼き屋さんでした。ごちそうさまでした。
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