不動前の人気店「鮨 りんだ」の姉妹店として「らんまる」が2018年2月にオープン。
はやくも話題になっている。
「らんまる」という名前は「りんだ」の大将のお子さんが「らん」という名前でそこから取ったようだ。
以前予約を取ろうと試みたが満席で断わられてしまった経緯があるのでリベンジ。
予約は当日の11時半。
「今日って1人なんですがランチ空いてないですよね?」と諦め半分で聞いたら1人なら13時から入れるとのこと。
すかさず「行きます!」と返事をし、意気揚々と不動前へ向かう。
駅からは徒歩10分ほど。
スマホがないと辿り着けなかった。
大将はまだ25歳とのこと。
私が知る中で最年少。
めちゃめちゃ客足あしらいが上手く、まさに接客をやる為に生まれてきたような人だ。
隣の席は海外の人。
ランチだけどだいぶ賑わっている印象。
変な緊張感はなく一見さんでも過ごしやすい雰囲気なのがいい。
昼は握り10貫と14貫の2種類から選ぶ。
どうせなら14貫(6,000円)の方を選択。
それでも十分安い。
左)新芽の生姜 右)甘酢のガリ
なんとガリが2種類出てきた。
新芽生姜の方は酸味と辛味でさっぱり。好みがあるのでこうして2種類出してくれるのは嬉しい。
ノドグロ
適度にに脱水され脂と旨味が残ったもの。
シャリは赤酢と白酢をブレンド。
硬めのシャリの食感を堪能しながら脂の甘みも同時に楽しむ。
ブリ
鹿児島県産。
個人的にシャリの酢加減もちょうどいい。
赤身
勝浦産。
鮪は「やま幸」のもの。
ねっとりと舌に絡みつくようで中トロとの中間といった感じ。
ここまで食べてネタのクオリティに驚かされる。聞くと「鮨 りんだ」と同じネタを使っているとのこと。
なるほど、姉妹店だからできるのか。
6,000円のランチのネタとしてはかなりいいのも納得。
田酒 原酒
貴重な田酒の原酒。パンチがあって旨味がハンパじゃない。
中トロ
同じ母体の中トロで身質はとてもきめ細かい。
大トロ
物凄い濃厚な脂の甘みが上がってくる。
小肌
天草産。身が柔らかくほどよく脂ものっている。
サヨリ
身が柔らかく処理も丁寧。
縞鯵
プリプリの弾けるような食感と脂が滲み出る感覚がたまらない。
墨烏賊
スダチと塩で。めちゃめちゃ柔らかくシャリとの調和もいい。
ホッキ貝
北海道苫小牧産。
肉厚でとてもみずみずしい。噛めば噛むほど貝の旨味も出てくる。
赤貝
続いても貝で香川産の赤貝。
朝むきたてらしい。
こちらも肉厚で後から圧倒的赤貝特有の甘みが押し寄せる。
ほたて
まさかの貝が3連続。
どれも肉厚でこのネタのクオリティで6,000円は凄すぎる…
千葉県「木戸泉」
キレが強く旨味も強いのでずっと飲んでいられる。
白えびの昆布締め
細かい白えびの集合体。香りもよくとにかく甘みも強い。ねっとり濃厚。
白魚
桜の葉で締めたもの。
確かにほんのり桜の味がする。
なんて素敵な白魚の握りなんだろう。
車海老
弾けるようなプリプリの弾力と車海老特有の甘みを堪能。
カメラ目線で一枚いただきました。
バフンウニ
北海道浜中産。「ウニドッグ」というらしい。
贅沢盛りだ。
特に甘みが強く幸せな気分に。
赤だし
京都の赤だし。ナメコと海苔とネギ。
巻物
左から胡瓜、鉄火、沢庵、烏賊しそ胡瓜。
最後はお新香で〆る。
以上が6,000円のランチ握りコース。
ネタも大きくかなりお腹一杯になった。
最初追加しようかと思っていたがさすがに無理だ。
ビール一杯に日本酒二合で合計9,800円と破格の値段。
ネタも良く、仕事も丁寧、大将の愛想も良いときたらそりゃ人気店になるわ。
おそらくすぐに予約困難店になってしまうだろうからなるべく早くめに次行かなくては。ごちそうさまでした!
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