あの「天然とんこつラーメン 一蘭」が東京 銀座にオープン。
なんでも銀座には特別な想いがある様で麺とチャーシューは銀座店の為に開発されたそうだ。
場所は銀座8丁目で銀座駅と新橋駅の間という一等地。
看板もなんだか銀座仕様。インパクトはある。
外国人も視野に入れてる感満載。
「重箱丼」と書いてある。
銀座一蘭では重箱にラーメンが入っているようだ。
メニュー
通常の一蘭のラーメンはなく銀座店オリジナルの「銀座重箱」がデフォ。
わかりきったことだけど普通に高い…
「ICHIRAN 5選」に至っては1,680円もする。
いつもの味集中カウンターに座る。
店内は特に銀座だからといって変わったところはない。
オーダー用紙にお好みを記載して店員に渡す。
店員はアジアの方だけど接客がめちゃ丁寧で好感を持てた。
いささかロボットの様でもあるが。
そして店内あちこちで「幸せ〜!」と「幸せを〜!」をひたすら連呼している。
「幸せ〜!」は「いらっしゃいませ〜」の意味。
「幸せを〜!」は「ありがとうございました」と「お気をつけて」と「頑張ってください」などの複数の意味があるという。
紛らわしいし普通の日本語でよくないか?
特に「幸せ〜!」に至ってはIKKOの「どんだけ〜!」を連想させる。
サイレントカード
芸能人などが使うとか使わないとか。
ラーメン (銀座重箱) 1,180円
ついに来た。
重箱どんぶりは有田焼の専属窯元で一つひとつ丁寧に作られている。
ふたを開ける時にその重量感に驚かされる。
この重箱普通に高いだろうな。
気合い入ってるのが伝わる。
丼のおかげだろうか?とても美しく品さえ感じる。
盛り付けも非常に綺麗で料理って器も大事な要素なのだと改めて認識させられる。
スープは通常のものと変らない。
いつもの一蘭のスープ。
まぁさすがに銀座一蘭1店舗のためだけにスープを変える様なことはしないか。
麺は銀座店特注の「大吟醸麺」。
麺の原料である小麦は中心にいくにつれて品質が良くなるらしく、小麦一粒一粒を丁寧に磨き上げた時のみに得られる希少な部分だけを使用し製麺したものなんだとか。
食べてみると違いは…わかりづらい。
そもそも一蘭久々に食べたのでこれは食べ比べしてみないと違いがわからないのが正直な感想。
それより相変わらずの粉感。
豚骨ラーメン店のバリカタのボキボキっという感じはない。
そしてチャーシューはバラ肉を職人が巻いて特製のタレで煮込み熟成させたもの。
これは驚いた。
食べてみると明らかに肉質がいいのがわかる。
肉厚で滑らかな食感といい豚肉と脂の甘みといいラーメンのチャーシューとしては申し分ない。
噛み締める度に豚肉の旨味を感じる。
一蘭のチャーシューってパサパサでイマイチだったのでこのブラッシュアップは見事。
一杯だと少し物足りないので替え玉することに。
替え玉 半玉 150円
200円を置いたのでおつりは50円。
半玉があるのが嬉しいが150円はやはり割高。
替え玉しても大吟醸麺と通常の麺の違いは感じられなかった…
丼の底には感謝の文字が。
この辺は徹底してる。
ラーメンとしては麺とチャーシューが変わり丼が重箱になったことで印象はだいぶ変わったように思える。
だけど本日のお会計1,330円という金額を考えた時に果たして満足度は高いかと言われるとそうでもない。
店内の内装も通常の店と同じだし雰囲気も全く変わらない。
ひたすら「幸せ〜!」や「幸せを〜!」がこだまし、チャルメラの音が聞こえてくる。
せっかく銀座の特別店なのだから重箱と麺とチャーシューだけでなく店内の雰囲気も「高級志向」にふってもよかったのではないか?
とは言えやはり一蘭は話題性もあるので今後も楽しみにしたい。
ごちそうさまでした!
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