映画 : ステイ・フレンズ【ネタバレ感想】ラブストーリーって本当パターンがないよね… (102本目)

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2011年/アメリカ映画/109分

STORY】NYを拠点に、有能な人材のヘッドハンティングをしているジェイミーは、LAで活躍する敏腕アート・デイレクターのディランを転職させるため彼をNYに招待する。
会話をするうち二人は、自分たちの恋愛観が似ていることに気づく。二人とも多くの恋で失敗してきたため、恋愛そのものを楽しむことができなくなっていた。
思い切って転職を決め、NYに住むことになったディランとジェイミーは、あっという間に仲の良い友達になった。
しかしある時ジェイミーがもらした「セックスしたいわ」という一言をきっかけに、二人は、恋愛ナシ、感情ナシ、甘い言葉厳禁を条件にセックス・フレンドになることにした。
理想的に思われた関係だったが、ちょっとしたことから、今までのオトクな関係に微妙なズレが生じてきて―。
友情にセックスが加わっても、男女の友情は成立するのか?


 

本題は「Friends with Benefits」なんだけどなんで邦題っていちいち変えるんだろうか?

いまは恋愛なんてしたくなくて縛られることなく自由にいられてヤリたい時にやれる都合のいい関係だから「利益」ってタイトルにしてるんだからこの邦題はなんだかニュアンスが若干変わる気がするんだけど…

簡単に言うとセフレから恋愛に発展するラブコメ。

「セックスのみ、恋愛はなしね」って本人達が必要以上に言ってたんだけどそのセリフいる?

あたかもセフレから恋愛に発展しますよーっていう前フリに聞こえてしまって少しあざとさを感じてしまった。まぁ映画のテーマだから仕方ないんだろうけど。

女優のミラ・クリスは「ブラック・スワン」の時からビッチ臭がしてたけど今回も雰囲気は変わらず。

なんでしょうか、美人だとは思うけど清潔感みたいなものが希薄ではあるかな…

もっと清純ぽい子の方がリアルだったりするんだけどな。

え、こんな子がセフレになるの?みたいな。

内容は喧嘩があって結ばれるみたいな超ベタベタな王道ストーリーなのでドキドキすることは皆無。

いままでも散々作られてきたラブコメを演者を変えて作り直しただけです。

そもそも身体からの関係→恋愛なんていまさらテーマとして取り上げるまでもないのではないかな。

色んなジャンルあるけど恋愛映画って極端に展開のパターン少ないよね。毎回同じ事の繰り返しな気がする。

確かに恋人関係になると相手の所有物になり縛られるって感じはあるけど、セックスまでしてて飯食ってお互いなんでも話せて…って

もはや恋人と変わらなくない?

恋人って一体何なんでしょうかね。

男女の友情については永遠にどっちもお互い同じベクトルでいるってことなんてあるんだろうか?

男女の友情とは非常に絶妙なバランスの上に成り立ってるものでずっと二人でいればいずれはどちらか一方が意識し出すのではないかな。

男は女を求め、女は男を求める人間の本能には逆らえないんだからそういう期間は遅かれ早かれ終わってしまうものだと思っている。

男女の友情はあり得るか?

私の答えとしては「あり得ることはあり得るけど、つかの間の瞬間だけ」かな。

映画としてはだいぶライトでサラッと観れます。カップルで観るには特に大きな失敗はないかと思う。

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