【東京・三軒茶屋】太子堂馬肉料理店「20品以上の馬肉を使った少量多皿コース」

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東京・三軒茶屋にある馬肉専門店「太子堂馬肉料理店」。

三軒茶屋駅から徒歩3分ほどにある馬肉に特化したコース料理を食べられる珍しいお店。

この暖簾の状態は勿体無い…

オープンは2024年8月1日。

コースはなんと20品以上。しかもこの日はワンオペ。いわゆる少量多皿の馬肉コース。

21時からはアラカルト利用できる。

馬肉はしっかりと冷やしてあり、鮮度を保っている。非常にサッパリとした赤身肉を楽しめ、当然臭みもない。

握り、なめろう、刺身、ヒレカツ、馬肉スジと鱈の白子グラタン、串焼き、すき焼きとバリエーションに富んだ様々な馬肉料理が我々の目の前に現れる。

変な癖がない分どんな料理にも適応できるのだろう。

レバーはサクッと張りのある食感に甘みが出る。鮮度の良さが伺える。

なめろうは薬味の味の方が強いか。

塩味は強め。

個人的に馬肉の生ハムと柿の組み合わせが好きでした。塩味と甘味のバランスが心地よい。

しかし煮込むと牛スジとの違いがわからなくなる。

馬肉だけでなく、野菜焼きもしっかりしてます。

そして特筆すべきなのがタテガミ軍艦。

首部分の皮下脂肪は口内温度でどんどん蕩け、なんとも言えない余韻を残す。

シビレ串は馬のきょうせんでホルモン的な旨味。

白子はふわふわの意外食感。

最後は馬肉炊き込みご飯にするわけではなく白米。

馬肉の良さってなんだろう?

やっぱり低カロリー、高タンパク質。味わいはあっさりとして繊細。

逆に言えばパンチは弱い。馬肉である必要性を考えるとなかなか難しいジャンルでもあります。

馬肉の可能性を模索し新たな世界を提示したようなお店でした。ごちそうさまでした。

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