河豚をいただきに東京・麻布十番の「小やなぎ」へ。
麻布十番駅からは徒歩5分ほどの場所。

老舗店で先代は現店主の親父さんではなく、叔父さん。河豚の時期以外はなんと店は休みという本気っぷり。




2023年2月訪問
店内はカウンター席にテーブル席、個室あり。なんだか老舗店特有のこの空気感がなんともいい感じ。
この日はたまたま大御所芸能人がいらっしゃいました。場所柄いろんな芸能人の方がいらっしゃるようです。
河豚の産地は固定しておらず、その時々でベストなものを仕入れる。
食べさせ方は煮凝り、てっさ、白子、鍋、雑炊と一般的。自分で河豚の火加減を調整できるため、半レア、半ボイルなども可能。河豚しゃぶを自家製ポン酢と共に存分に楽しめる。
炙った河豚のヒレ酒の旨いこと。間違いなく毎年来たい。
以下、いただいた料理。
河豚の煮凝り




ヒレ酒




炙るのコツいるんだな。
河豚の刺身




河豚の白子




河豚の鍋








しゃぶしゃぶ。河豚って本当旨い。噛んでると甘く、とにかくポン酢との相性抜群。




追加




さて、雑炊に。








もう、最高。絶対また来ます。ごちそうさまでした!
東京・麻布十番の河豚屋「小やなぎ」。




2023年12月訪問
今年の2月ぶりの再訪。河豚の季節には欠かさないお店です。
昭和な店内、常連さん達で賑わっている。忘年会には最高の空間だ。
前回連れられて大将含めてお店のファンになりました。




まずひれ酒。ヒレの枚数が他店よりも倍ほど多く、さらにサイズも大きい。
マッチで火をつけて炙る。これがなかなか難しい。大将から「もっとうちに通わなきゃ」とイジられる。




煮凝りはすぐに食べるよりも少し置いて溶けかかるくらいで食べる方が旨い。




てっさは天然ならではの力強い弾力に富み、徐々に味が出てくる。




白子は一気にかぶりつくのは勿体無い。
真ん中に穴を開けて中の白子をちょびちょびといただきながらひれ酒を楽しむ。
貧乏くさく見えるだろうが人の目なんぞ関係ない。




河豚唐揚げはレモンと塩をふれば味が締まる。
ひと通りきて食べたら最後は鍋の登場。




水と昆布だけ。河豚は出汁がよく取れるから余計な出汁が入るとクドくなってしまう。
この鍋、何よりも自分で火を入れる珍しいスタイル。どこの河豚屋もお店の方が火入れしてくれるが自分で調整できるなんて。




おかげでここでは少しだけしゃぶしゃぶした半レアの河豚が食べられる。




火入れを短くすれば筋肉質な食感のままを楽しめる。火を入れれば入れるほどその食感は損なわれ、柔らかくなるが、代わりに味が出てくる。




次は食感を楽しもうか、味を楽しもうかとしゃぶしゃぶしながら楽しませてくれるのが嬉しい。




ここで忘れてはならないのがポン酢の存在。




河豚の味とこのポン酢が見事に調和してるのだ。小やなぎのポン酢は絶品だ。




最後は白子入りの雑炊。河豚だけでなく白菜などの出汁が存分に出た究極の味。




ポン酢雑炊なんざもう最高。
寒くなってくると食べたくなる河豚。
あぁ、今年も楽しかった。
2025年2月訪問




本日の河豚は物凄く味がいい。聞いたら愛知だそうだ。愛知のイメージはなかったが素晴らしかった。




まず煮凝りから違う。口内温度で蕩けるゼラチン質は官能的であり玄妙な旨味がある。




薄く切られたテッサは広大な海で生き抜いた天然の持つ身の力強い弾力がある。
最初はポン酢の柑橘による酸味を感じ、
咀嚼の果てには甘い身の旨味がくっきり現れる。
河豚は脂がないため旨味成分がダイレクトに味覚にうったえる。




そしてここの鰭酒は絶品だ。
自らマッチで火をつけ鰭を箸でじゃぶじゃぶと炙る。そうする事で鰭のもつ臭みが消え、旨味成分が酒に溶け出す。
特に鰭の枚数は他店よりも多い。




追加の白子。このサイズはなかなかのものだ。




一点の曇りのない純然たる旨味。
そして白子はなんと言っても皮がうまい。香ばしさによるメイラード反応によって皮の味に一層深みが出ている。




河豚の唐揚げ。河豚は脂がないからここで唯一油をまとって食べることになる。




一見、淡白な味わいだが火入れによって味は深まっている。永遠と食べ続けていられる唐揚げだ。




さて、いよいよ鍋だ。潔く昆布だけ。




ありがたいことに身と皮の間のゼラチン質である「遠江(とおとおみ)」がついてきた。




アラ、椎茸、白菜、葱など。




河豚の身は自分でしゃぶしゃぶできるのがこの店の特徴だ。
火入れ加減は自分で調整できるという事。サッとくぐらせば力強い身を堪能でき、長く火入れすれば玄妙なる味わいが増す。
河豚の味わいをこちら側で如何様にもコントロールすることができ、飽きることがない。
河豚のほかに椎茸、白菜からも出汁が出る。煮詰めれば煮詰めるほど旨味の輪郭がはっきり色濃くなる。




水と昆布だったのにまるで鶏を入れたかのような黄金色になっている。




さて、ここから雑炊を作ってくれる。




手際のいい雑炊作りを肴に飲む。




完成だ。




ここに先ほどのポン酢を入れたりして味変していい。ふんわりとした玉子と河豚や野菜から出た出汁が絡み得も言えぬ多幸感に包まれる。
今年もなんとか乗り切れそうだ。いや、ここの河豚を食べないと始まらない。
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