本日は赤坂見附にある「鮨 きざ㐂」へ。
5ヶ月ぶりの訪問。
前回はランチだったけど今回はディナーとして。
今年オープンのお店なのに木﨑さんはすでに若干貫禄出た?かな。
堂々としててすっかり大将が板についてきた感じだ。
まずはビールで乾杯。
鮪の突先
まずは定番の鮪の突先の手巻き。
相変わらず脂がのりまくった鮪と香り高い海苔、絶妙に酸味が効いた赤酢のシャリがたまらない。
揚げ銀杏
愛知県産の銀杏。
素揚げで銀杏本来の香りも強い。
真鱈の白子
黄身醤油と共に。ねっとりクリーミーで口内が乳化。
鰹
壱岐産の鰹。
この時期の鰹はもう脂がのってて美味しい。
皮目を炙っておりパリパリ。
塩加減が酒飲みには嬉しい。
クジラの尾の身
7月にお邪魔した時もいただいた一品。
こちらも脂がのってて柔らかくまさにお肉。
ワイルドな味だ。
ここらで日本酒に切り替え。
木﨑さんのはからいで私の好きな「綿屋」を出してくれた。毎度ありがとうございます。
山葵漬け
山葵の先端部を漬けたもの。
全く辛くないが山葵の風味は感じる。
クエのしゃぶしゃぶ
白子ソースをたっぷりつけていただく。
クエの歯応えと脂感が白子ソースがまた合うのなんの。
白子ソースが余って勿体無いなと思ってたらシャリを入れてくれた。
混ぜ混ぜして白子リゾットに。
赤酢のシャリと白子のマイルドさが絶妙なコラボ。
自家製塩辛
これも定番の品。味は濃すぎず烏賊の食感をいつまでも楽しんでいられる。
マナガツオ
塩漬けにしており藁で炊いてある。
ほんのりと甘く、鼻からはスモーキー。
日本酒が進む。
あん肝
山葵と共に。甘くて言うことなし。
次は山形県「くどき上手」
ここから握りへ。つまみだけでもかなりの種類と趣向を凝らした品々だった。
鰤
一発目から脂ののったネタ。
赤酢と見事な調和。
墨烏賊
とにかくスッときめ細かく柔らかい。
繊細で烏賊の甘みがいい。
春子鯛
柔らかくてホロホロっと口の中で崩れる。
赤身の漬け
赤酢との相性がいい鮪。
次の酒は新潟県「鶴齢」
中トロ
大トロ
まさに冬の鮪といった感じで上質な脂が心地いい。冬の鮪なら中トロくらいが好み。
突先の漬け
鮪四貫目。突先なのできめ細かくトロっぽい。
小肌
中にえびおぼろが入っている。
どうしても締めものと赤酢の相性がよくないらしくえびおぼろを入れることによってほんのり甘みも加わる。
今年は独立や新店オープン、プライベートでもかなりいい事ずくめの一年だったそうで幸せオーラが凄い木﨑さん。
車海老
海老自体の甘みも十分。
プリプリで言うことなし。
しめ鯖
赤酢と締めものだけど、しめ鯖自体に脂の甘みがあるので全く違和感はなく美味しくいただけた。
イクラの裏ごし
あえてイクラのプチプチの食感ではなく裏ごしすることによってイクラ本来の味を楽しめる一品。
雲丹
ちゃんと箱に「スペシャル」の文字がついているのが一級品の証拠。
甘みもまろやか。たっぷり範囲広め。
蛤
ほんのり柚子の風味。
穴子
熱々でホロホロ。頰が緩む。
お吸い物
味噌汁でなくお吸い物。
このお茶のグラスが凄くてお茶自体はかなり熱いのにグラス自体は全然熱くない。
どこに売ってるんだろ。
玉子焼き
嫌みのない甘さ。
以上がお任せコース。
かなりのボリュームと圧倒的満足度。
途中から隣の席のカップルも会話に加わりみんなでワイワイ楽しいひと時を過ごせた。ごちそうさまでした!
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コメント
はじめまして。
このグラスはおそらくBODUMですね。
私も使っていますが、飲み口分厚いので多めに氷いれると猛烈に飲みにくいです。