【半蔵門】鮨 みずかみ「すきやばし次郎出身!とことん正統派を追求した江戸前鮨をいただく!」

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寿司(鮨)

今宵は2018年の3月にオープンしたばかりの「鮨 みずかみ」へ。

場所は半蔵門駅から徒歩5分ほど。

ここの大将は「すきやばし次郎」で長らく勤められていた方。

次郎出身のお店に伺うのは前回の「青空(はるたか)」以来だ。

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店内は木のいい香りがする。カウンターもまだ新しい。雰囲気はとてもアットホーム。


 

100度で熱した無菌状態の熱々のおしぼり。

これがめちゃ熱いけど拭いた後はサラッとする。

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ちなみに箸と一緒に爪楊枝までも置いてある。

なるほど。こういうおもてなし素敵。

丹波の栗と国産ひじき

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栗は品のある甘み。

ひじきは太めで食感がしっかりしたもの。

真鯛、赤貝
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真鯛は唯一産地直送のもの。

味がブレるので基本的に真鯛以外は産地直送のものは使わないそうだ。

2日寝かせたもので真鯛なのにとても柔らかい。この柔らかさは他にはない。

赤貝も食感柔らかめで旨味も凄く感じる。


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〆たもので薬味が挟んである。

脂がのっていて鰯本来の味も濃い。


 

のどぐろ
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煎(い)り酒入り。

昆布締めで炙ってある。皮のパリパリ感もいい。

塩加減もちょうどよく日本酒と共にいきたい。

このお店では酒は2種類のみ。

すきやばし次郎が一種類のみなので合わせてるみたい。

まずは広島の「賀茂鶴」。

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あん肝ポン酢
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あん肝の甘さとスモークした香りが心地よく鼻を抜ける。

煮帆立
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歯がニュッと入る気持ちいい食感。

ほんのり甘めの味付け。

つまみはここまでこれから握りへ。

ガリ
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甘み強めで辛みが追いかけてくる。


 

サヨリ
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昆布締めにしてある。シャリは米酢と塩のみ。

酸味はあるが塩っけは控えめ。ここが「青空」との違い。

墨烏賊
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超絶柔らかくて思わず笑みがこぼれる。

金目鯛
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昆布締め。

ねっとりとして脂ものってる。

金目鯛本来の甘みが鼻を抜ける。

赤身
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赤身の漬けは鮪自体きめ細かくねっとりとしてシャリの酸味を引き立てる。

「中トロに近い赤身」といった感じで脂も若干のってる。

中トロ
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中トロは鮪の旨味を存分に感じることができるもの。

お次の酒は群馬の「水芭蕉」
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「加茂鶴」に比べキリッとしたもの。 


 

大トロ
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上質な脂が印象的。

それでいてクドくない。もはやこれだけでご馳走。

小肌
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〆具合抜群。大トロの脂がサッとリセットされた。

ホッキ貝
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焦がさない程度に軽く炙ってあり、香ばしさと甘味が引き立つ一品。

貝の渋みが何ともいい。


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生姜入り。サッパリと。そして旨味も凄い。

イクラ
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粒がしっかりしている。海苔も香り高い。

秋刀魚
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軽く焼いてあって生魚なのに焼き秋刀魚の味わいという面白い一品。

大将曰く、「秋刀魚が一番美味しいのは焼き魚。それを握りで表現できないかと考えたのがこの一品」だそうだ。

ちなみに本日一番感動したネタ。




車海老
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香りがすごい。

プリプリで弾力も凄い。まるで10代の肌。

バフンウニ
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北海道のバフンウニ。

とにかく甘味が強い。


 


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藁で炊いてあり、香りがもの凄い引き立っている。

時期的に脂ものってきている。

煮蛤
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とても瑞々しく永遠に噛み締めていたいほど。

しめ鯖
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穴子
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身はふっくらしてタレの甘さも絶妙。

口の中で溶けた。まさに口溶け。

ホッキ貝のお出汁
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玉子焼き
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山芋で作った玉子焼き。芝海老入り。

江戸時代から作り方は変わってないというから凄い。江戸時代から完成されていたわけですね。

漬物
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ポリポリ食べて以上が全てのコース内容。

かなり充実した内容だった。

全体的に「香り」を大事にされているのかな。

握りはひたすら王道をゆく。

だけど古臭さは一切感じず、美味しいと思ったものは取り入れていくという柔軟さも垣間見えたり。

大将と板前さんの人柄もよくて終始和やかな雰囲気。

半蔵門という場所柄からピリッとした空気を予想したけどそんなことは全然なく、とてもリラックスできた。

酒を飲みに来るというよりは鮨を堪能しに行くというすきやばし次郎イズムをしっかり受け継いでいるような気がする。

おかげ様で素晴らしい休日となりました。

ごちそうさまでした!

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