本日は「ラーメン屋 トイ・ボックス」へ。
ミシュランガイドのビブグルマンに何年も連続で選ばれているお店。
前からその噂は聞いていたが今回ようやく来れることに。
場所は日比谷線の三ノ輪駅から徒歩2、3分。
平日の19時半に到着。外待ちは4名。
10分ちょっとで店内へ。
カウンター8席となかなかコンパクト。
メニュー
直感で今回はワンタン醤油ラーメンに。
今回も店主に撮影許可をもらい調理風景を撮影させてもらった。
よければ動画もご覧ください。麺上げがなかなか迫力がありました。
ワンタン醤油ラーメン 1,050円
ちょっとなにこのステキなビジュアル…
とんでもねぇ美人じゃねぇか。
黄金色に輝く醤油スープの妖艶さにしばらく見とれてしまう。
鶏油がまた美しい。
スープは鶏と水、醤油。たったこれだけ。
名古屋コーチンなどの鶏を数種類使用し、醤油はなんと8種類をブレンドしたもの。
一口飲んでみる。
なんだ、この華やかさは。
鶏の旨味の広がり方が半端じゃない。
見た目からして鶏油が少しクドいかも?と思ったけど全くそんな事はない。
コクと醤油のバランスが計算しつくされている。
シンプルな様で緻密さが垣間見える。
具材はワンタン、チャーシュー、穂先メンマ、ネギ。
盛り付けも完璧。
チャーシューはかなり大ぶりなもの。
存在感があり赤身と脂身のバランスよく格別柔らかいというものではないがなかなか食べ応えあるもの。
みっちりとした赤身がいい。
麺は平打ちの中細平打ちストレート麺。
かなりしなやかで滑らかな舌触りなんだ。
個人的にはもう少し加水率低くコシのある麺が好みなんだけどこのスープにはこれでしょ感が凄い。
スープの持ち上げも良く、麺をすすると共に芳醇な鶏出汁とコクのある醤油が上がってくる。
好き嫌いは分かれそうだがスープとの一体感という意味でもこの麺が合うのだろう。
穂先メンマは思ったよりコリッコリで食感が心地よい。
ワンタンもボリューミーでトロトロ。
中の餡の主張もあるが皮の美味さをかき消さないいい塩梅。
どの具材が特別目立つという感じではなくトータルの調和とバランス力。
麺は少し長め。ツルっと勢いよくすする。
リッチな鶏出汁スープはしつこさは皆無。
飲むごとに馴染んでくる。
8種類の醤油と言っても過度な塩分や尖りはない。
ひたすら重厚感あるコクとまろやかさ。
珍しくスープまで完飲。
これは食べ終わったあとしばらく浸れる。
他にも味噌、塩なんかも評判いいみたいだからまた食べてみたいな。ごちそうさまでした!
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