東京・銀座にある日本料理店「粋京」。
紹介制の京懐石をいただける、総理大臣もご用達のお店。
今回もご縁があり訪問させていただきました。自分の人生、全て「ご縁」で成り立っている。有難いです。
板長の渡辺洋介さんは京都のさまざまな老舗料亭で修業し、多くの板前の方々から料理技法を学ぶ。
さらに自らの料理技術の幅を広げるためイタリア料理や創作料理を経験。2012年、渋谷南平台に「粋京」を開業。2018年4月銀座へ移転し、京懐石料理 粋京として、新たな一歩を踏み出した。
時期によってコースは決まってるが、同じカウンターでも客によってコースが違うこともある。本当に凄いことやってらっしゃる。
2024年12月訪問【松葉蟹コース】
鳥取の競り番号1番を四代にわたり続けてる最強の卸「中村商店」による蟹が粋京に届きます。
蟹だけで腹パンにする!というコースで、ホント蟹以外はほぼ出ませんでした。
12月ということでメスの松葉蟹。
・腕2種
味噌醤油と醤油の2種類。
醤油はスポイトで垂らして調整。
特に味噌は素晴らしいです。
・しゃぶしゃぶ
蟹出汁で火入れしたしゃぶしゃぶ。
・しろ菜
・胴体+味噌
この胴体が一番味がいい。出汁も素晴らしい。
・松葉蟹の湯葉巻き
身がぎっしり。
・腕
あえて崩して味わい香りの変化を楽しむ。
・蟹味噌
味は全く加えてない。なんなら水で洗ったので味を抜いている。だけど自然が作り出す濃厚で深みのある味噌だ。
ここに蟹の身を入れていただいた。さらに蟹味噌の甲羅に酒を入れて蟹酒を楽しんだ。
・松葉蟹の蟹クリームコロッケ、爪のフライ
奥の色が濃いのがメスで外子、内子を使用してるので味わいは濃厚。淡い色はオス。
・松葉蟹の素麺仕立て
太い蟹の繊維を素麺に見立ててスッと。
・蟹丼
身、味噌、内子、外子を贅沢にのせた究極の蟹丼。もっと大きな胃袋が欲しい。
・果物
「ことか」と「せとか」
お会計は115,000円。
超高騰してるなか、本当にこの値段で対応してくださり、ありがとうございました。
こういうのを「コスパがいい」と言うんです。ごちそうさまでした。
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