【広尾】コントワール ミサゴ「アットホームなカウンターでいただくビストロフレンチ!どれ食べてもハズレなし!」

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フレンチ

本日は広尾にあるフレンチレストラン「コントワール ミサゴ」へ。

最寄りは広尾駅みたいだけどやや歩くので表参道からタクシーで5分ほど。

オープンは2010年8月。

「コントワール」とはフランス語で「カウンター」を意味し、「ミサゴ」は静岡にある土切シェフの実家の鮨屋の屋号から。

という事で店内はカウンターメインだがちゃんとテーブル席と個室も完備されている。

カウンターはシェフが調理している姿が目の前で見え距離も近く堅苦しさはないので一人客も少なくはない。

メニューは黒板に手書きでびっしりと。

料理はアラカルトで頼めるが最初ということでまずはシェフのおまかせコース(17,600円)でお願いした。

土切シェフは鮨経験もあり皿の中に和の要素を感じさせ、一つのジャンルにとらわれることなく様々な食の経験を料理に活かす。

以下、いただいた料理。


 

カプレーゼ(ホタルイカ・ブラータチーズ)

イタリア発祥のサラダ「カプレーゼ」。

「ブラータ」とはイタリア語で「バターのような」という意味で生クリームの様にふんわりとしており滑らかでコクのあるチーズにホタルイカ、バジルソースという鉄板の組合せ。

チーズとホタルイカの塩っ気、トマトの酸味と一発目から心掴まれる。

パン

この丸っこいのが特にお気に入り。

中はパイっぽくなってます。

旬の貝類とキャビア、いそつぶ貝のエスプーマ、カリフラワーのブランマンジェ

ミル貝、ホッキ貝、赤貝、とり貝磯つぶ貝と貝類盛り沢山。

上のムースが磯つぶ貝のエスプーマでふんわりクリーミーだけど風味は貝。

カリフラワーのブランマンジェでコクを、ライムのドレッシングで酸味を。

火入れによる貝の甘み、滑らかなムースにキャビアで塩のアクセント。

ホワイトアスパラガス、ゆで卵とクルミ、デュカのグリビッシュソース

フランスロワール産のホワイトアスパラガスにマヨネーズ状の卵のソース「グリビッシュソース」をかけ、ナッツとスパイスを合わせたデュカでメキシカン風にして、パルミジャーノチーズを加えコクを。

アスパラガスはみずみずしく、香りはメキシカン、ソースは濃厚と非の打ち所がない一品。

虎河豚の白子、ヤリイカ、帆立のソテー

虎河豚の白子の旨味が強いのは勿論、ソースも焦がしバター醤油と強め。

魚介類で旨味の掛け算をし、アクセントに白ウドのピクルスで酸味を。

桜鱒・山菜

桜鱒は高温で皮目をカリカリに焼き、身はレアで。春野菜の仄かな苦味にレモングラスを効かせたトマトのクリームソースの掛け合わせ。

ソースがなかったら和食。

足すだけでなく今度は引きの料理。


 

新潟青首真鴨のお狩場焼き

真鴨はシェフの奥さんの父親が新潟でとったもの。胸肉とササミ。

醤油でサッとマリネした和風仕立て。

シンプルに鴨肉の旨味と鉄を堪能。

筍は北九州合馬のブランドで香りが非常に豊か。

鴨のロースト

鴨のロースト。ソースはレバー、フォアグラ、赤ワインのソースをすり潰した「サルミソース」。

ソースはほんのりビターで重厚感あるもの。

焼き方を変え脂の旨味をサルミソースで食わせる。

いただいたお酒




お会計は約27,000円。

土台がしっかりとしたクラシカルなフレンチの旨さ。

複雑さはなく「シンプルに美味い」。

ところどころ和の要素もあり、きちんと季節を感じられる料理の数々。

堅苦しさのないカウンター席のみならず箸が用意されてるのも嬉しいポイント。

幅広い調理法はフレンチの醍醐味と面白さを堪能できる。

一皿一皿である程度量があるのでここはコースよりもアラカルトの方が酒飲みにはいいかもしれない。

フレンチって美味しい。改めてそう思わせてくれるお店だった。ごちそうさまでした!

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